電波暗箱/シールドボックスとは
携帯電話、無線LAN、RF-IDタグ、ETCに見られるように、最近の情報無線通信機器の普及により、無線系試験の必要性が高まっています。
無線系試験は外部ノイズから遮断され、また内部では電波の反射がない無響環境で行わなければなりません。電波暗室を使用すればよいのですが、広い場所と多くの費用がかかってしまいます。
とくに生産ラインの無線系試験工程では被測定機器が認証前ですので、信号電波を外部に漏洩することもできません。
外部ノイズからの遮断、内部では電波の反射がない無響環境、信号電波を外部に漏洩させない、このような条件をクリアしたものが電波暗箱/シールドボックスです。
電波暗箱の仕組み
シールドボックスの内部を電波吸収体で覆うことによって電波の反射を防ぎ、無響環境を作り出しています。そのため、電波吸収体で覆われているシールドボックスは電波暗箱と呼ばれています。
電波暗箱を用いることにより、送信周波数偏差、送信アンテナ電力、占有周波数帯幅、隣接チャネル漏洩電力、変調指数、スプリアス発射の強度、副次的に発する電波の強度、信号伝送速度等のテストを行うことができます。
多様なモデルをラインアップ
多様なモデルをラインアップ
マイクロニクスではたくさんの電波暗箱をご用意いたしております。
製品選びにお困りの方はこちらの製品比較表をご覧ください。
お客様の多様なニーズに対応していろいろなモデルのシールドボックスをラインアップしました。また、お客様の要望に合わせてカスタマイズも行います。
ウレタン系吸収体
フェライト系吸収体
シールドボックス
その他
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